ヤマルーブエンジンオイルの特長

ヤマハ純正オイル、ヤマルーブをご紹介。

YAMALUBE
純正という名の信頼
ヤマハ純正4ストロークオイル「ヤマルーブ」。
エンジンの進化と共に開発を続けてきたハイクオリティオイルは高い品質、性能でエンジン本来の力を最大限に引き出す。

ヤマルーブエンジンオイルの特長

YAMALUBEオイルは2輪車専用に開発されており、全てを満たします。

高い「せん断安定性」

4輪車と違い、トランスミッションやクラッチ類の潤滑を同時に行う2輪車用エンジンオイルは、常にギアの回転による強いせん断を受けます。せん断安定性が低いとオイルに含まれる粘度指数向上剤が切断され、粘度性能の急激な低下を招く事になります。粘度性能はオイルの重要なベース性能なので変化を防ぐ為、高いせん断安定性が求められるのです。

高い「酸化・熱安定性」

2輪車用エンジンは、水冷エンジンといえども油温が高く、時には160℃を超える事もあります。また、さらに熱負荷の高い空冷エンジン車もあり、オイルにとっては非常に過酷な条件下で使用されています。この過酷な条件に対応する為、2輪車用エンジンオイルには高い酸化安定性と熱安定性が求められます。

高い「油膜保持性」

2輪車用エンジンは、4輪車と比較すると小排気量で非常に高い回転数や高負荷下で運転されることもあり、潤滑している油膜が切れやすく、そのことが異常摩耗や焼きつきの原因となることがあります。この様な現象を防ぐため、2輪車用オイルでは高い油膜保持性が求められます。

「摩擦低減剤」の有無

4輪車用エンジンオイルの多くに含まれている摩擦低減剤は、添加する事によりエンジン各部の摩擦が下がり、高出力化、省燃費に役立ちます。しかし、2輪車用エンジンの場合、クラッチやトランスミッションへの過度の摩擦低減が起こる事もあります。あらかじめ摩擦低減剤入りオイルを指定して車両開発をしているモデルもある為、選択時には車種の指定オイルを確認する必要があります。

ベースオイルの種類と添加剤

オイルの粘度性能はベースオイルのクオリティと添加剤の配合によって調整されています。2輪車のメカニズム上、添加剤の配合量や種類によっては粘度性能が急激に劣化する場合があります。
従って、2輪車用には粘度変化の少ない高性能なベースオイルを使用する必要があります。

ヤマルーブは粘度劣化の少ない高性能ベースオイルを採用しています。

ヤマルーブエンジンオイルはベースオイルに各種添加剤を適切に配合・調整し作られています。

ベースオイル

ベースオイルはその成分で、「化学合成油」「部分合成油」「鉱物油」に分類されます。

化学合成油
化学的に合成されたオイル。
高温・低温共に潤滑油として最適な性能を持ちます。
部分合成油
鉱物油と化学合成油を配合したオイル。
価格面・性能面でもバランスがとれています。
鉱物油
原油を精製して作られるオイルで、最も歴史があり、基本性能は押さえながら経済的にも優れています。

ヤマルーブ4ストロークエンジンオイルは全てJASO規格適合品です。

「JASO規格」とは、日本自動車技術会が定めた、2輪車用エンジンオイルの規格です。

  • MA2

    MAの中でも摩擦係数を高めに設定してあり、スポーツ走行向け

  • MB

    「低摩擦特性」に特に優れた性能をもつ

MA2とMBはオイル特性の違いであり、性能の優劣を示すものではありません。