オフロードスクール

オフロードを極めればオンロードだってもっと上達。

この記事は、2012年11月以前のY'S GEAR CLUBの記事です。

こんにちは、ワイズギアガールの舟橋菜々です。今回の体験は、オフロードスクールです。教習所を飛び出して、山の中へ行っちゃいますよ~。このスクールはライディングに自信のない方や女性にもおすすめだそうですよ。

ヤマハオフロードスクール

現在は「RIDE ON DIRT」として実施されています。
詳しくはこちら https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/event/rideondirt/

受付けを済ませたら、オフロード用のウエア、グローブ、ブーツ、プロテクターで完全装備。見た目はお洒落にキマってます♪ まずは、参加者全員で先生の実演を兼ねた講習を聞くことに。講師をしてくれるのは、国際A級全日本モトクロスライダー。こんなチャンス滅多にありません! 先生によると、オフロードとオンロードではライディングポジションが違うとのこと。うん? どういう風に? と思っていると競馬のジョッキーのイメージを例えにわかりやすく教えてくれました。

バイクは馬で自分は競馬のジョッキー!!
乗車姿勢はこのイメージを。

最初は先生の実演を見て、聞いて勉強。乗車姿勢は上半身をやわらかくして肘をあげぎみにする感じ。そして手はハンドルに添えるだけ。これ大切なんだとか。先生がいうには"競馬のジョッキーのように"がポイントとのこと。そのイメージを思い浮かべながら準備運動をしていざ、実践スタート!

そしていよいよ実践。技量を申告し、A・B・Cのグループに分れます。オフロード経験のない私は、基礎からしっかり教えてもらうためにBグループで参加。オフロードはすべてのバイクに応用が効き、ライディングの基礎が勉強できるそうなので、とても楽しみ。講習では始めにオフロードのポイントとなるスタンディング姿勢を練習。次にスラロームの走行、アクセルワークへと続き、最後は林道コースへ…。かなり本格的なコースに最初は驚いたものの、挑戦してみたらこれが楽しい! もちろん転びはしましたけどね…。

キモになるスタンディング姿勢は
くるぶしと膝でバイクを挟みニーグリップすることがコツ!

バイクはお父さん?には懐かしいDT50。キックスタートの練習、スタンディング姿勢、スロットルの開けかたなどをみっちりレクチャーしてもらいました。オフロードで大切なのは、なんといってもスタンディング姿勢。この姿勢をしっかりマスターし、膝をクッションのように使って走行するんです。もちろん、座った状態での姿勢がしっかり出来ていることは当たり前!

スラロームの片手走行で
アクセルワークと腰でバイクに乗る練習!

スラロームは、アクセルのタイミングでうまく重心移動することが重要。それとアクセルとブレーキのメリハリも。「加速してブレーキ、加速してブレーキ」このリズムです! その後、片手走行でスラロームという上級編へ。これは腰でバイクに乗るための練習で、片手にすることで上半身の力が抜けて下半身に頼るようになるそう。結果、スムーズなライディングスタイルが身に付くんですって。先生曰く、「ライディングフォームは、本当にキレイで上級者っぽいね」と褒められました♪やったー!

最後は林道コースへ。
かなり険しい凸凹ロードもなんとか…クリア!?

最後は併設の林道コースへ。よ~し、これまでの成果をぶつけるぞ、と意気込んだもののかなりの本格的なコースにちょっとビックリ。おまけに途中で砂にタイヤをとられて林に突っ込んで転倒…。プロテクターを付けていて本当に良かった。ケガなくコースに復帰できました。と、いろいろありましたが、オフロードって何て楽しいんだろうというのが素直な感想。林道コースは1周のみのトライでしたが、走り足りないくらい。ぜひまたチャレンンジしたいですね。

林道コースのデビューまでできて、本当に楽しいスクールでした。先生方、ありがとうございました。私、これでまたひとつ上達しちゃいましたね(笑)。