信州

信州を巡る

この記事は、2012年11月以前のY'S GEAR CLUBの記事です。

FZ1 FAZER GT

女一人旅・信州を巡る

FZ1 FAZER GTで行く今回の旅は、
信州を代表する絶景ワインディングロード「ビーナスライン」。
雄大な自然と爽やかな風を感じながら夏の信濃路を駆ける。

壮大な景色が広がる絶景ロード「ビーナスライン」

日本列島が猛暑に包まれた今年の夏。そろそろ夏が終わりを告げる頃ではあるが、厳しい残暑はまだまだ続くだろう。そこで、今回の一人旅は、涼やかな夏を探しに日本の避暑地・信州へ向かった。 彼女の旅の相手は、ヤマハのニューマシン「FZ1 FAZER GT」。スポーツバイク「FZ1 FAZER」にワイズギアパーツのフルカウリングやトール&ワイドスクリーン等を標準装備し、ツーリング機能を充実させたモデルだ。リアにはシートバッグを装着。レイン用品など、旅の必需品を収納している。
「FZ1 FAZER GT」の軽快な走りを楽しみながら向かったのは、信州を代表するワインディングロード「ビーナスライン」。蓼科、霧ヶ峰、美ヶ原高原を結ぶ全長75キロメートルのこの道は、大自然に囲まれた絶景ロード。目の前に広がる壮大な景色。爽やかな風。日常では感じることのない開放感を味わいながら、気持ちよく彼女は走る。途中、車山高原付近で休憩を入れ、ゆっくりとその眺望を楽しむ。その後、車山スカイパークでランチを楽しんだ。

写真

澄んだ空気が気持ちいい高原。

なだらかな丘陵地に位置する車山高原付近で休憩。ここから「美しき女神を映す銀の鏡」と呼ばれる白樺湖が望める。

写真
写真

(左)ビーナスラインを爽快にライディング。 (中・右)絶景を見ながらのランチは最高のひととき。

まるで黄色のじゅうたん。86万本のひまわりが広がる!

再びバイクに跨がり、走りだした彼女。次に向かったのは、茅ヶ岳山麓に広がる明野のひまわり畑だ。広域農道沿いに3箇所あり、最盛期には86万本のひまわりが咲き誇るという。黄色のじゅうたんを敷いたかのように広がるひまわり畑の光景は、とても印象的だ。彼女も目を輝かせながら夏ならではのこのロケーションを楽しんだ。

写真

北杜市明野にある「明野ひまわり畑」。一年を通じ、日照時間が全国一と言われる地域であり、夏には86万本が開花する。背丈ほどあるひまわりに囲まれ、彼女のテンションもさらに上がる。

ミルクアイスやジャムが堪能できる「ともにこの森」。

そして、次に向かったのは八ヶ岳の南麓、清里にある「ともにこの森」。ここでは清里産の牛乳を原料にしたミルクアイスや手作りジャムを堪能。最近ではお取り寄せブームもあり、こういったものが簡単に手に入るが、やはりその土地の景色や匂いを感じながら味わうおいしさは、格別なもの。これもツーリングに出かけたときの彼女の楽しみのひとつである。
帰り道では夕立にあったものの、シートバックにレイン用品を用意していた彼女は対策もバッチリ。爽やかな夏の余韻を浸りながら、清々しい気分で家路へと向かった。

写真
写真

手作りジャムを扱うカフェ「清里ジャム」。テラスで清里の景色を楽しみながら、ゆったり過ごす。

写真

搾りたての新鮮な原料乳より、こだわりの乳製品などを扱う「ミルクプラント」。絶品のアイスクリームは最高。

写真

夕方前、急に雲行きが怪しくなると突然雨が…。しかし、彼女はバイクリアに装着したSTシートバッグにレインスーツ&レイングローブを常備しているため、レイン走行でも快適さをキープ。バイクの旅には、もしもの時の備えが必須である。

TOURING MAP
YAMAHA FZ1 FAZER GT