成約時の達成感は、営業ならではの喜び|中日本営業部所 モーターサイクル用品営業|2018年入社|越田直也 Koshida Naoya
成約時の達成感は、営業ならではの喜び|中日本営業部所 モーターサイクル用品営業|2018年入社|越田直也 Koshida Naoya
気が重いと感じていたことさえ

「楽しくなる」と実感

「営業の仕事は楽しい」――。
もしこの言葉を学生時代の自分が聞いたら、まさか自分の口から出た台詞だとは思わないでしょう。キャリアを重ねて着実に自信をつけ、いまこうして胸を張って「営業の仕事は楽しい」と話していることに、自分自身びっくりしているくらいですから……(笑)
10代の頃の自分は、どちらかと言えばしゃべることが苦手で、人と関わると疲れてくるという思いがありました。もちろん知識も経験もなかったので、営業職はたくさんの人と話さなければならず、たいへんだし、面倒くさそうというネガティブなイメージしか持っていませんでした。もちろん自分に営業の適性があるなどと考えたこともありません。
初めて営業所に配属された頃、先輩と一緒に大手の販売店を訪問しました。スタッフの皆さんとどのような会話をしているのか、どうやって商品のポイントを説明しているのか、その背中を追ってじっくりと観察したことを覚えています。営業活動には大切な要素がたくさんありますが、もちろん最初は見よう見まねのチャレンジです。でも、それだけではうまくいきません。すると自分で考え始め、実績を振り返るなど訪問前に十分準備を整えるようになり、「売れる根拠」をしっかり説明できるようになった頃から流れが変わってきたのを感じました。ヘルメットの新製品を持ってご案内に行き、お店の方も納得してくださった上で成約した時の達成感は、仕事でしか味わうことのできない喜びでした。
気がつくと、苦手と決めつけていた会話もストレスなくできるようになっていました。オートバイが好きな販売店の仕入れ担当とオートバイが好きな営業担当が、オートバイの用品・部品を挟んで会話をするわけですから、よくよく考えれば難しいことなどありません。「こんにちは。買ってください」では会話は成立しませんが、まずは商談のグラウンドをしっかり整えて、互いの理解と信頼感を少しずつ高めていく。誠実に向き合い、成功体験を重ねていきながら、以前は気が重いと感じていたことさえ楽しいと実感できるようになりました。
「営業の仕事は楽しい」――。
「ありがとう」という感謝の言葉は、

営業としての大きな喜び

営業担当としての自分の強みは、「フットワーク」と「対応力」だと考えています。現在は大手販売店の各店舗と本部の商談を担当していますが、要望をいただけば、できる限りスピーディーに、かつしっかり応えていくことを心掛けています。それはトラブルの芽を摘むだけでなく、チャンスをひろげ、信頼感を次のステージに進めることにもつながります。こう話すと苦労ばかりに聞こえるかもしれませんが、素早く確実な対応に対して「ありがとう」と言ってもらえることは、営業としての大きな喜びでもあります。
ワイズギアで働いていて嬉しいのは、長期休暇がきちんとあり、有休もしっかりとれることです。基本的に遊びに関わる商材を販売している会社ですので、社員もみんな、遊びに対して貪欲です。私自身は若手の社員でつくった10人ほどのオフロードチームのみんなと、エンデューロレースに遠征したり、本社や各営業所から集まって練習会なども楽しんでいます。私も含めてまだ初心者メンバーばかりですが、こうやって本気で遊んでいることも、じつは社内のエンゲージメントを高めたり、営業力の向上につながっているんじゃないかという気がしています。

ひとこと

「XJR400に一目惚れしてオートバイに乗り始めて以来、FJR1300でのロングツーリング、そして現在はYZ250Xでオフロードレースと、オートバイを軸にして楽しみや趣味をひろげています」。国内屈指の過酷さを誇るJNCC全日本クロスカントリー選手権も出場し、「バタバタと一周走って謎の達成感を味わっている」。現在は若手社員のOJTトレーナーも担当。「教育も自分に向いているとは思えないが、仲間たちのサポートも大切な仕事。若手の背中を押せるような存在になりたい」と話す。
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