オイル用語集

ヤマハ純正オイル、ヤマルーブの魅力を解説!初心者でもわかりやすいオイル教室。

オイル用語集

SAE粘度規格

「米国自動車技術者協会 (Society of Automotive Engineers)」によって定められたオイル粘度の分類を統一する規格。
“10W-40”などと表記され、10Wは低温時のオイル粘度指数を表し、Wはウィンターの意味。後ろの数字は高温時のオイル粘度指数を示す。

JASO規格

「日本自動車規格(Japanese Automobile Standards Organization)によって定められたエンジンオイルの規格。「JASO T903規格」にモーターサイクル向けのエンジンオイルに必要な性能を規定。
<4サイクルエンジンオイルの規格>
摩擦特性を低い(滑りやすい)順にMB<MA1<MA2。

規格 意味
MA 高い摩擦特性を持っており、せん断安定性が高く、MT車に使用される。MA1とMA2に分かれる。
MA1 MAをさらに細分類した区分。MAの摩擦特性の範囲内でMA2よりも粘土が高い。
MA2 MAをさらに細分類した区分。MAの摩擦特性の範囲内でMA1よりも粘土が低い。
MB MAよりも摩擦特性が低い。クラッチを潤滑しないスクーターに使用されることが多い。

※どちらが劣るというわけではなく、車両の特性に合わせて使い分けがされています。
  指定された規格のオイルを選択しましょう。

潤滑

機械やパーツの接触部分にオイルを注入しクッションとなる油膜を形成させ、摩擦や摩耗を低減させること。

常用回転数/常用回転域

通常使用におけるエンジンの回転数/回転域を示す。

せん断

オイルが歯車などに挟まれて破壊されること。

油膜保持性

温度上昇による粘度の低下(油膜が薄くなる状態)を抑制する働き。

油膜切れ

機械やパーツがオイルでしっかりとコーディングされておらず油膜がない状態。

耐摩耗性

繰り返される摩耗に耐え、性能を維持する性質。

燃費

ガソリン1Lで何Km走行できるかを数値で表したもの。燃料消費率。

粘度

オイルの硬さを示す。
粘度が高い(ドロドロしている)と油膜を保持しやすいが抵抗が大きくなり、粘度が低い(サラサラしている)と油膜が切れやすいが抵抗が少ない。

粘度指数

オイルの粘度が温度によってどのくらい変化するかを示す値。
数値が大きいほど温度におる粘度変化が小さいことを表す。

粘度指数向上剤

添加剤の1種。温度変化に伴うオイルの粘度変化を低減する作用がある。

分散性

添加剤などの粒子をオイルにきれいに混ぜ維持する性能。

摩擦

動いている機械やパーツが接触することで起きる抵抗。

摩擦熱

摩擦によって発生する熱。

摩擦係数

摩擦の度合いを表す。数字が低いほど摩擦が少なく、数字が高いほど摩擦が大きい。

摩耗

機械やパーツの接触部分が摩擦によって削れたり痛んだりする現象。

焼き付き

油膜切れにより、エンジン内のシリンダーとピストンが癒着して回転が停止したり傷ついたりする現象。

清浄作用

エンジン内部に汚れなどが溜まらないよう、オイル自らが汚れを吸着し清浄する作用。

洗浄分散剤

添加剤の1種。エンジン内部の汚れを落とし蓄積を防ぐ作用がある。

消泡剤

添加剤の1種。オイルにできた泡を消し、泡ができるのを防ぐ作用がある。

流動点降下剤

添加剤の1種。低温時のオイルの結晶化を防ぎ、流動点を低下させる作用があり、オイルの適用温度範囲を広げられる。

触媒

特定の化学反応の反応速度を速める物質。
モーターサイクル用の触媒はエンジンから廃棄されるガスに含まれる有害物質を分解・浄化して排出している。

触媒劣化

触媒が作用を失うことを指し、加速不良や燃費の悪化などに繋がる。

攪拌(かくはん)

オイルをかき混ぜること。

湿式クラッチ

オイルに浸した状態のクラッチ。一般的なモーターサイクルによく採用されている。

乾式クラッチ

オイルに浸っていないクラッチ。

水冷エンジン

エンジンの熱を水により冷却する。エンジン内部に冷却水用の通路が設置されており、通過した冷却水が熱を吸収。

空冷エンジン

エンジンで発生した熱を風により冷却するエンジン。冷却フィンが設置されており、走行風を当てエンジンを冷やす。

2ストローク

エンジンの作動の違いによる分類。
エンジン内のピストンが1往復する間に「吸気&圧縮」と「燃焼&排気」の2つの工程を行う。

4ストローク

エンジンの作動の違いによる分類。
エンジン内のピストンが2往復する間に「吸気」と「圧縮」、「燃焼」、「排気」の4つの工程を行う。