#39 父子で夢を繋いだ1400km。北米最大のオフロード BAJA1000に挑む。
バハ・カリフォルニア半島を舞台に繰り広げる北米大陸最大のオフロードレースBAJA1000。その49回目大会に親子で出場した。 [7.16MB]
世界各国を旅する冒険家風間深志氏の活動をリアルな声&写真で語る「地球に遊ぶ」
バハ・カリフォルニア半島を舞台に繰り広げる北米大陸最大のオフロードレースBAJA1000。その49回目大会に親子で出場した。 [7.16MB]
この8月1日から10月31日までの期間で、今年で2年目になるMFJ「東北復興応援ツーリング」のキャンペーンがはじまった。 [2.15MB]
2017年のダカールラリーへの出場を目指す私と息子は、その出場権を獲得するために、モロッコのメルズーガの大砂丘(北サハラ)を舞台に行われた国際ラリー「Merzouga Rally」(ASO主催)に出場した。
これまで山々を覆っていた雪も溶け、木々には淡い緑が芽吹き、待望の風温む「春」の季節がやって来た。こういう時期になると、自然と身体中にやる気が漲って、無性に何処かに出かけたくなる。
今年で48回目を迎える北米大陸最大と言われる2輪・4輪混成デザートレース「BAJA1000マイルレース」(メキシコ、11月19~21日)に、親子で出場した。
この夏、僕は北海道の最北端を目指して走り、そこを折り返して南下、途中あちこちと寄り道をしながら、往復3200kmの一人旅を楽しんだ。
そう、今年2015年はこれまでとはちょっと違う、カツン!とギアをシフトUPしたような、バイク界の復活を示す「手応え」や「盛り上がり」の感覚をひしひしと肌で感じるのは、たぶん僕だけではないかも知れない。
春,温かな風を受け、気持ちの良いツーリングを楽しむ季節となった。
ヤマハTW(改)と共に「北極点」に立ってから5年後の1991年、今度は地球の反対側の「南極点」に向けて、僕は再び特別仕様の専用マシン"ウィスパーダンサー"のハンドルを握った。
四方を海に囲まれ、豊かな自然に恵まれた日本人は、自然は「有るのが当たり前」的感覚をもって、ここに至るまでの間、思うままの生命活動を続けて自然界への進出を図ってきた。
私のバイクの出発点とも言うべき、あの16才の「霞森山」の原体験からずっと、私はバイクのハンドルを片時も離すことなくその後も乗り続けた。