MotoGPロードレース世界選手権レポート 2014 Rd.12-18

MotoGP2014シーズン後半戦で上向き調子のロッシとロレンソ。上昇気流にのったヤマハは表彰台独占も。
今シーズンも熱かった世界最高峰の戦いさてその最終結果は果たして…!?

カタールからバレンシアまで全18戦。Moto GPの全日程が終了した。前号お伝えした第11戦までのヤマハファクトリーチーム「モビスター・ヤマハ・モトGP」の成績はバレンティーノ・ロッシ選手がランキング3位、ホルヘ・ロレンソ選手が4位。そしてシーズン後半を迎えたその後…。
第12戦（イギリス）はロレンソ選手、ロッシ選手がともに表彰台を獲得し、第13戦（サンマリノ）ではヤマハ勢でワンツーフィニュッシュを達成する好調ぶり。第14戦（アラゴン）ではロレンソ選手が今シーズン初Vを挙げ、第15戦（日本）ではロレンソ選手優勝、ロッシ選手3位とともに日本ファンの前で表彰台獲得の活躍をみせた。さらにヤマハの快進撃は続き、第16戦（オーストラリア）ではロッシ、ロレンソ両選手に続き、サテライトチーム「モンスター・ヤマハ・テック3」のブラッドリー・スミス選手が3位に入り、表彰台を独占する最高の結果に。第17戦（マレーシア）も両者が表彰台を獲得し、最終戦（バレンシア）はロッシ選手が2位を獲得している。年間ランキングでは、「モビスター・ヤマハ・モトGP」はロッシ選手が2位、ロレンソ選手が3位となり、「モンスター・ヤマハ・テック3」はポル・エスパルガロ選手が6位、スミス選手が8位の結果となった。
チャンピオンの座は逃したが、ヤマハはシーズンを通して計24回の表彰台を獲得。その多くにロッシ選手とロレンソ選手が揃って上り、我々ファンを楽しませてくれた。熱い戦いをみせてくれたヤマハチームにみんなで大きな拍手を贈ろう。