MotoGPロードレース世界選手権レポート 2015 Rd.06-12

開幕戦から好調が続いているヤマハファクトリーチーム「モビスター・ヤマハ・MotoGP」のバレンティーノ・ロッシ選手とホルヘ・ロレンソ選手。シーズン中盤に差し掛かっても勢いは止まらない。

第7戦カルタニアGPではヤマハがワンツーフィニッシュを達成。ロレンソ選手は終始リードを保つ素晴らしい走りで自己新記録の4戦連続優勝を果たす。2位のロッシ選手も7戦連続表彰台である。第8戦オランダGPで今度はロッシ選手が完璧なレース運びで今季3勝目をマーク。ロレンソ選手も3位を獲得した。第9戦ドイツGPはロッシ選手が3位、ロレンソ選手は4位に。第10戦インディアナポリスGPはロレンソ選手が2位、ロッシ選手が3位を獲得。第11戦チェコGPではロレンソ選手が今季5度目のV。ロッシ選手も3位に入りW表彰台に上った。第12戦はロッシ選手が制して今季4勝目。ロレンソ選手は4位となった。

ランキングでもしのぎを削る両者。第12戦の優勝でトップに返り咲いたロッシ選手。それを追うロレンソ選手。ヤマハファンにとっては願ってもない展開だ。

サテライトチーム「モンスター・ヤマハ・テック3」は第7戦でブラッドリー・スミス選手が自己最高タイの5位に。また第8戦ではポル・エスパルガロ選手も5位を獲得し健闘している。ランキングではスミス選手が6位へ浮上。エスパルガロ選手は現在9位に位置している。

シーズンはいよいよ後半戦へ。ここからの展開にますます目が離せないだろう。